良くも悪くも慣れてしまう
幸せについて深く考えたことがあるでしょうか。
おひとりさま中高年男性の皆さんは、結婚していて子どもがいる人を見ると幸せだよなと思ったりして、自分と他人を比較することで幸不幸について考えることが多いのかもしれません。
人間は自分にないものを手に入れたいと強く思う訳で、あれがほしいこれがほしいと思うものを手にした時に幸せを感じる。反対にほしいものが手に入らないと不幸だと思いますよね。
それはお金だったり、きれいな彼女や奥さんだったり、病気の人は健康だったり・・。
でも幸福感というのは続かないものですね。会社で給料が上がっても最初はうれしいけど、すぐにそれに慣れてしまって何とも思わなくなる。
そのうちもっと欲しいなどと思えば、逆に不幸を感じるかもしれません。人間の欲には際限がないですからね。
わたしも結婚した頃や子どもが生まれた頃は、ほんとうに幸せでした。でもだんだん当たり前になってきて、逆に今の生活に対する不満なんかも出てきたりして、果たして今ほんとうに幸せと胸を張って言えるのかなと思ってしまいます。
もし結婚していないもう1人の自分が、今の家庭を持っている自分を見たら、それはそれはうらやましくて仕方がないでしょう。でも実際にはそうでもない。
おひとりさま男性の方が思うほど結婚している人が幸せを感じている訳ではないので、自分を卑下することはないと思います。
人間は群れで生活していた
そうした訳で結婚だけが幸せではないですが、人類は太古の昔、肉食獣から身を守るために群れで生活していました。
このようなDNAがあるので、1人だと不安や孤独で不幸を感じやすいようです。孤独が健康によくないというのもわかる気がしますね。
どんなことでも慣れてしまえば幸福感は薄まりますが、できることなら家族で安心感のある生活をするため、婚活や出会いを求めてみてはいかがでしょう。
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